東北復興ドキュメンタリー映画『先祖になる』上映会が開催されました。

 去る7月7日(月)、穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペースにて、陸前高田で息子さんを亡くし、家も流された77歳の佐藤直志さんがその土地に根ざし、孤軍奮闘する姿を描いた池谷薫監督のドキュメンタリー映画『先祖になる』が13時からと18時30分からの2回、上映されました。
 当協会は、東北被災地支援を継続して行っていることもあり、本上映会に「協賛」いたしました。各回とも120名を超える方々が来場され、震災後1ヶ月には復興への覚悟と決意を語り、仮設住宅には入居せず、自分の家を建てるために前を向いて懸命に生きる姿、また想像を絶する深い悲しみの中にあるにもかかわらず、日々の暮らしの中にユーモアや笑いを織り交ぜて生活する様子に、観賞者は皆感動していました。
 今後、どこかで上映される機会があるかもしれませんので、見逃した方は是非一度ご覧頂ければと思います。
 震災から早3年が経過し、復興は遅々として進まず、人々の記憶からも忘れられていく中、当協会は「東北復興支援委員会」を中心に、震災の記憶と被災地を忘れないことを目的に、今後も継続して東北復興支援に取り組んでまいります。

→ 東北復興ドキュメンタリー映画『先祖になる』リーフレット

  

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