「第4回東北被災地応援ツアー」を開催しました。

 平成27年5月24日(日)、宮城県石巻市川の上地区において東北復興支援活動の一環として『石巻早期復興祈願&西島篤師さん追悼手筒花火』事業が開催されること、並びに現在の被災地の状況を自分の目で確かめ、これからの復興には何が必要で、今後何をすべきかを考えるきっかけとするため、5月24日(日)から25日(月)にかけ『第4回東北被災地応援ツアー』を開催しました。安達事務総長以下、大場委員長、永田委員長など計15名が参加し、現地では石巻専修大学の石川様、前石巻好文館高校校長の小野寺先生にご同行いただきました。
 5月24日(日)は、石巻専修大学を訪れ、安達事務総長から坂田学長に学生支援のための義援金をお渡ししました。午後は、故・西島副会長御用達の「かなめ寿司」で昼食をとった後、石巻市日和山公園から被害の大きかった門脇地区、旧北上川の河口を視察しました。また、女川町では観光協会の語り部ガイドさんに、きぼうのかね商店街、復興町づくり情報館、新築された女川駅をご案内いただき、復興・今後の町づくりの様子について説明いただきました。夕方、川の上プロジェクトの『百俵館』を訪れたあと、18時から石巻市追波川河川運動公園において開催された『石巻早期復興祈願と西島篤師さん追悼手筒花火特別放揚』を鑑賞しました。主催者として手筒花火特別放揚実行委員会の大場委員長、特別協賛者として安達事務総長、並びに西島 豊社長が挨拶を行ったあと、豊橋の手筒花火団体『岩田煙友会』により、子供花火、ようかん花火、手筒花火が盛大に披露され、地元の方々は初めて見る手筒花火に大いに感動しておられました。故・西島副会長にも喜んでいただけたのではないかと思います。本事業に協賛いただきました豊橋日独協会 法人・個人会員の皆さまに、改めて御礼申し上げます。花火終了後、「百俵館」で夕食をとりながら、大場委員長から川の上プロジェクトの三浦理事・運営委員長に義援物資(玉川うどんセット)と義援金をお渡ししました。
 5月25日(月)午前中は、「日本製紙株式会社・石巻工場」を訪問し、同工場の震災時から復興までの概要、日本製紙最強の「N6マシン」等のご説明、ご案内をいただき、質疑応答が活発に行われました。その後、石巻市立渡波保育所・同渡波小学校を訪問し、義援物資(玉川うどんセット)と義援金をお渡ししたあと昼食をとり、午後からは鹽竈市を訪問し、鹽竈青年会議所OB・再開発組合 の矢部 亨様から「まちなか地域の再興計画」の進捗状況の説明を受け、大場委員長より今後のご活躍を祈念し義援金をお渡ししました。最後に、浦霞醸造元・株式会社佐浦を訪問し、酒蔵の見学と買物を楽しみ、帰路につきました。
 この2日間の体験をもとに、今後の東北復興・被災地支援の在り方について引き続き真剣に考えてまいりたいと思います。

  

  

  

   

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